「親が所有する広い土地」
築75年になる先祖から受け継いできた住宅も、老朽化が進み
建て替えることになった60代のご夫婦。
今でも人気エリアにある土地面積は150坪程度で、建て替える
母屋はその土地の中央に建っています。
その土地を売却すれば、それなりの額になる。
実行する前に、子供達への相続のことを1度検討して欲しい。
ご夫婦がお亡くなりになった後、土地と建物は子供達へ相続さ
れますよね。
子供達は、その土地を維持管理できますでしょうか?
また、母屋を今と同じ場所で、土地中央に建ててしまったら、も
し仮に大き過ぎる土地の一部売却しようと思っても、上手くいか
ないのではなかろうか?
広すぎる土地で、住宅の建て替えを考える時は、ぜひ子供達への
相続を考えて欲しい。そして、建築する位置も考えてみて欲しい。
お子さんが複数いるならば、相続の為に土地の分筆なんかも考え
ておくと、いつまでも穏やかな関係でいられるのかも!
法定相続人は子供達ですから、慌てて揉め事にならないように…
揉めてしまったら時すでに遅し状態です。
子供達は仲が良いとは言ったものの、子供達がご結婚されていれ
ば、その配偶者の主張もたくさん入り混じってきます。
現代の子供達は、確実に何かと負担の多くなる世代です。
ご両親が亡くなられた時、
お庭の手入れ
実家の維持管理
敷地全体の税関係の負担
等々、プラスアルファで想定外でも現実は押し寄せて来る。
今回も、その通りだねと、お父様が動き出したそんな意見交換会となり
ました。